2019年12月08日

ホテル業の消防設備

続いて、消防設備についてです。

・建物全体に自動消防設備が必要

 ケーブルで繋がっていて、
 どこかで感知したら建物全体で警報が鳴る設備です。
 今回の建物は要件を満たしていたので、追加工事なしです。

・建物全体に誘導灯が必要

 ホテル事業を行う部分だけではなく、
 建物全体に必要になります。

 今回は、
 ホテル部分3ヶ所(玄関前のホール、リビング、2階階段上)
 賃貸部分3ヶ所(玄関上、2階階段上、3階階段上)
 の合計6か所に追加する必要があります。

・各階に消火器が必要

 要件を満たしてました。

・避難経路図と懐中電灯

 出来れば各部屋にとのことでしたが、
 各階に1つあれば良いみたいです。
 なので、今回は2つ。

・カーテンやカーペットなどの布製品は全て防炎のものを設置

 カーテンを設置しない窓とかには必要ありません。
 布製品を使う場合は防炎のものにする必要があります。

・入居者と宿泊者、従業員などを含めて30名を超える場合は
 防火管理者が必要

 今回は入居者8名、宿泊者14名、
 無人ホテルで従業員0名なので、防火管理者は必要なし。

消防に関しては以上でした。
保健所ほど大変ではなかったです。

誘導灯は自分でも設置出来ますが、たぶん外注します。
避難経路図は自分で作成予定です。

この他、非常灯の設置が必要かどうか、
市役所の建築指導部に相談する必要があるとのことでしたので、
電話したのですが、
設置要件についての文書を棒読みするだけでした(笑)

図面を持っていって相談しても、
どこに設置したら良いかなどは教えてもらえないようです。

何度聞いても、建築士に相談してくれと言われ、
これ以上話しても無駄だなと思い、電話を切りました。

保健所や消防の対応は親切で良かったのですが、
建築指導部はお役所仕事ですね・・・
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2019年12月07日

ホテル開業にあたって保健所へ提出する事前協議書

昨日の続きです。

事前協議書自体は1枚なのですが、
一緒に提出する書類がたくさんあります。

@事前協議書

 物件名所や所在地、敷地の所有者や用途地域などの情報の他、
 ホテル業として使用する部分の面積などを記入します。

A周囲300m以内の見取り図(縮尺1/2500)

 Google Mapで作成した地図を取り込んで、
 Photoshopで半径300mの円を描いて作成しました。

 円の中に入っている学校施設や児童福祉施設などを記入します。

B配置図(縮尺1/200)

 建物の図面に付属しています。

C各階平面図(縮尺1/100)

 寸法が入っているもの。
 これも建物の図面があれば付属しています。

D立面図(縮尺1/100)

 これも建物の図面があれば付属しているのですが、
 色彩も明示したものでなければなりません。
 通常はカラーではないので、
 4面の写真を撮ってA4一枚にまとめたものを作成します。

E各階の詳細図、展開図(縮尺1/50)

 これは賃貸物件の図面には付属していないと思います。
 今回はオーナー住宅だったので詳細図はありました。

 展開図はなかったため、
 客室部分の窓や壁がわかるよう写真を撮影し、
 A4一枚にまとめました。

F断面図(縮尺1/100、2面以上)

 断面図は1面のみありました。
 作成するのは難しいので、これで勘弁してもらえそうです。

G営業施設の敷地内の屋外広告物の詳細図

 看板等の設置個所や大きさ、形態、色彩などがわかる資料です。
 看板はありませんので、
 館銘板の写真に
 地面からの高さや寸法などを記入し作成しました。

H旅館等計画公開結果報告書

 新築の場合は必要みたいです。

Iその他保険所長が必要と認める書類

 今回はありませんでした。

上記の書類をまとめて11部作成し、
保健所へ提出します。

書類の作成は一日あれば終わります。

保健所の担当者さんへメールで事前に確認してもらって、
OKであれば11部印刷して窓口で提出。

これで事前協議に入るようです。

現在、並行して消防設備についての相談を
消防署予防課にしています。

こちらについても次回まとめます。
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2019年12月06日

ホテル始めます

10月末に購入した物件には、
5LDK+S(160u超)のオーナー住宅部分があります。

広すぎて賃貸するのが難しいのと、
地下鉄駅から徒歩1分で立地が良く、
隣地に所有している物件の民泊の成績が良いため、
オーナー住宅部分で宿泊事業を行うことにしました。

運営代行をお願いする会社の社長と打ち合わせたところ、
民泊ではなくホテルで行きましょうとのことでしたので、
ホテルを開業すべく準備しています。

今後のために、
中古物件でホテル業を開業するまでの流れを
備忘録としてまとめておきます。

まずは札幌市保健所に行き、事前協議です。

新築の場合は、
建築確認申請の計画公開や説明会の実施などで約1ヶ月。

それから事前協議書を提出し、
関係部局への照会や審査などでさらに約1ヶ月。

その後、旅館業の営業許可申請〜現地立入〜許可書交付までも
約1ヶ月かかるようです。

今回は中古物件のため事前協議書の提出からなので、
最短で2ヶ月程度で開業できるようです。

検査済証がない場合や、部屋の広さが200uを超える場合は
別途、建築確認申請が必要になるようで、
その場合は大変みたいです。
※今回は該当しないので詳しくはわかりません(笑)

まず、ホテルを開業するに当たって、
ホテルの構造・設備基準を満たす必要があるのですが、
その中で特に重要なものをまとめます。
※2019年現在の基準です

・適当な規模の洗面設備を有すること

洗面台1つにつき、5名程度まで利用可能。
当物件には洗面台が2つがあるので10名まではOK。
キッチンも加えて3つとカウントして15名までOKみたい。

・寝具類の保険に適する場所を有すること

リネン室が必要。
当物件には納戸があり、問題なし。

・緊急時における迅速な対応を可能とすること

概ね10分程度、道路距離にして2.5km以内に
緊急対応出来る事務所などがあればOK。
今回は運営代行会社の拠点からは2.9kmの距離でしたので、
別途警備会社との契約(約7,000円/月)となります。

・宿泊者名簿、鍵の受け渡し、宿泊者以外の出入りの状況を
確認できる設備を備えていること

無人ホテルですので、
名簿はタブレットでチェックインを行い運営代行会社で管理。
鍵は遠隔操作できる電子ロック、
出入りの状況確認は監視カメラで確認します。

チェックインを行っていない宿泊者以外が
客室へ入ることが出来ないように、
チェックインカウンターと客室の間は
施錠した扉で区切る必要があります。

今回は玄関ホールに壁を新設して、扉を設置します。

・適当な数の便所を有すること

ホテルの場合はトイレ1ヶ所につき、7名まで宿泊可能。
当物件は2ヶ所あるので、14名まで宿泊可能。

あとは、ラブホテルのような施設を排除するために
追加された基準がいくつかあります。

・浴室内部を外部から見通せる構造でないこと

浴室扉がデザイナーズ物件とかで採用されている
素通しのガラスとかでなければOKです(笑)

・寝ている姿を映す鏡が天井や壁に設置されていないこと

客室内の壁に姿見鏡を設置すると基準に引っかかるようです。
移動できる鏡であればOK。

その他にも基準はたくさんありますが、
検査済証がある通常の物件であれば
クリアしている内容だと思います。

今回は最大14名まで宿泊可能な
貸し切りタイプのホテルとして開業を目指します。

次は事前協議書の内容についてです。
長くなったので明日にします。
posted by ミット at 08:39| Comment(0) | ホテル経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする